精子の特性
「精子は何故一途に卵子を目指すのか?」
オチンチンから女性の膣内に発射された精子は、子宮をめざして前進あるのみ!ひたすら一直線に突進するのです。
しかし精子には、目もなければ耳も鼻も触覚もありません。
どうやって卵子を目指してたどり着くのでしょうか?
精子は、膣内で明確に卵子に狙いを定めて泳いでいきます。
卵子にこんな芸当ができるのは、精子が自ら卵子を目指しているのではなく、卵子がたくみに精子を誘導しているのではないかと言われています。
ウニやクラゲの受精実験では、そのことが証明されています。
ウニやクラゲの精子だけを集めた場合、精子はでたらめに泳いでいるだけなのですが、卵子を近くに放っておくと、精子はいっせいに卵子に向かって泳ぎ始めたのです。
これは、卵子が何か物質を出して、精子を誘導したからだと考えられています。
これと同じ事が人間の体内でも起こっているという説が一番有力でしょう。
しかし、その物質が何であるかは、未だに詳しいことはわかっていません。
また、卵子は精子をすぐ近くまで誘導するだけではありません。
精子が卵子と一体になるときも、一見、精子の方から飛び込んでいくようにも見えますが、実は卵子が精子を、なんとかひきずりこもうとしているようなのです。
受精の瞬間まで、卵子は精子を巧みにコントロールしているようです。
以上の結論から、避妊の際、コンドームを着用することの重大さが分かるような気がしませんか?